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事故全容
 2003/03/05
[もらい事故後、破損製品を不正手直し、隠蔽]
上記日時場所において、当方車輌が4号バイパス下り車線を走行中、上り車線から ダンプが左側のドライブイン徳次郎から飛び出た乗用車に驚き、急ブレーキをかけた所、タイヤが滑り当方車輌に接触した。当方車輌はその際、運転席ドア部小破、ドアガラス破損及びウイングあおり部分擦れ(小破)。
事故現場写真
見取り図(クリックをすると拡大画像が表示されます)
File No.  7
管轄  SF東部
件名  もらい事故後、破損製品を不正手直し、隠蔽
協力会社(1)  鴻池運輸(株)
協力会社(2)  (有)KSKライン
協力会社(3)  (有)国芳運輸
積荷損害  FBDBY2ケース
損害額・万円  
誰が・当方  男性 43才
誰が・当方・車種  
誰が・当方・No.  いわき か 10-47
誰が・当方・トン  10トンウィング
誰が・相手方  -
いつ・年  2003
いつ・年月日  2003.03.05
いつ・時刻曜日  18:30・水
どこで(1)  日通郡山配送センターで発見
どこで(2)  福島県郡山市喜久田町卸2‐9
事故度(1)・加害  -
事故度(1)・自損  当方
事故度(1)・被害  当方
事故度(2)・人身  なし
事故度(2)・車損  当方
事故度(2)・物損  当方
事故度(2)・渋滞等  -
積荷以外損害  車両 キャビン右側ガラス破損、ウィングアオリ部分小破
事故類型  事故回避もらい事故、破損事故隠蔽
事故分類  もらい事故、破損隠蔽
当方・原因  報告の怠り
当方・状態  -
相手・原因  先方車両の飛び出し
相手・状態  -
備考  本件は「もらい事故」を起因とするものでありますが、乗務員から事故の報告を受けた北越配送(株)の担当者が「勝手な判断」で、(有)KSKライン及び鴻池運輸への報告を怠ったこと、及び(有)国芳運輸の「乗務員が自宅近くの空き地に実車の営業車を持ち帰る」といったズサンな運行管理体制が「事実に基づいて速やかになされるべき事故報告」を元請会社や荷主に届けられなかった結果につながったといえます。さらに、乗務員が積替え時の製品破損を不正に手直しをした上、破損の事実を自社にも報告せず隠蔽しました。この隠蔽工作により、納入先の関係者様へご迷惑をおかけするとともに、元請の会社までもが、荷主へのロイヤリティを疑われるような結果となりました。・再度、各社様においても事故・破損発生時の対応について自社の乗務員さんはもとより、協力会社の乗務員さんにも、報告の義務付けと発生後のその場に応じた的確な指示・指導をお願いいたします。


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