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事故全容
 2003/09/02
[工場内ウィング開放走行による構造物損壊事故]
事故現場写真
事故現場写真
事故現場写真
見取り図
見取り図(クリックをすると拡大画像が表示されます)
File No.  21
管轄  SF東部
件名  工場内ウィング開放走行による構造物損壊事故
協力会社(1)  サントリーロジスティクス(株)
協力会社(2)  近海郵船
協力会社(3)  ホッコウ物流(株)
積荷損害  なし
損害額・万円  
誰が・当方  男性32才
誰が・当方・車種  
誰が・当方・No.  
誰が・当方・トン  20トンウィングトレーラー
誰が・相手方  -
いつ・年  2003
いつ・年月日  2003.09.02
いつ・時刻曜日  
どこで(1)  サントリー白州工場出荷バース北側通路
どこで(2)  山梨県北巨摩郡白州町鳥原向林2913-1
事故度(1)・加害  当方
事故度(1)・自損  当方
事故度(1)・被害  双方
事故度(2)・人身  なし
事故度(2)・車損  当方
事故度(2)・物損  双方
事故度(2)・渋滞等  なし
積荷以外損害  構内外灯ガラス破損
事故類型  構造物接触事故
事故分類  構造物損壊事故
当方・原因  ウイング開放走行(基本動作欠如)
当方・状態  -
相手・原因  -
相手・状態  -
備考  ・今回の事故も過去の「ウィング開放走行事故」と同様に基本的な安全確認の欠落が原因で発生した事故でした。特に今回は、運転席側のウィングを閉め忘れています。通常、運転席側だと否応無く目に入るものと思われますが、この乗務員さんのように「閉めた」と強く思い込んでいる場合には目の前の状況さえ気付かないことがあるものです。基本的な安全確認とは、都度の作業を安全に行なう上で必要となるものですが惰性的に行うのでは無く、定められた手順で一つひとつ確実に実施することが大切です。指差しや声を出しての確認も有効と思います。輸送各社におかれましても、安全確認のための基本動作や実施のタイミングについて再確認をしていただき、「ウィング開放走行事故」撲滅に繋げていただきたいと思います。・安全推進委員会でも「ウィング開放走行事故」撲滅を掲げて久しいですが、未だ撲滅に至らず散発的に発生しています。インターロックの装着というハード面での対策も大切ですが、スポットでサントリーの物流に携わっていただく事業者さんまで浸透させるのはコスト面などを考慮するとなかなか困難なことです。 このような状況の中で、ウィング開放走行事故を撲滅させるには、ぜひとも拠点(配送センター)側のそれも“直接乗務員”さんと接触するリフトマンの方々の、全面的な協力が必要不可欠と考えます。方法はいろいろあると思いますが、輸送事業者・乗務員・拠点(配送センター)・リフトマンのそれぞれが一体となった「有効な取組」を実施していただきたいと思います。※安全推進事務局より各拠点へ送付しております、ウィング開放走行厳禁の喚起ツールを再度、確認・実行いただきますようお願いいたします。


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