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事故全容
 2003/12/02
[ウイング開放走行による電話回線の切断事故]
事故現場写真
事故現場写真
事故現場写真
見取り図
見取り図(クリックをすると拡大画像が表示されます)
File No.  27
管轄  S東物
件名  ウイング開放走行による電話回線の切断事故
協力会社(1)  松下ロジスティクス(株)
協力会社(2)  (株)横浜物流輸送
協力会社(3)  -
積荷損害  なし
損害額・万円  -
誰が・当方  男性34才
誰が・当方・車種  大型ウィング車
誰が・当方・No.  相模 11く1348
誰が・当方・トン  増トン車
誰が・相手方  -
いつ・年  2003
いつ・年月日  2003.12.02
いつ・時刻曜日  10:00・火
どこで(1)  東京都青梅市
どこで(2)  鴻池青梅配送センター近くの一般道
事故度(1)・加害  当方
事故度(1)・自損  -
事故度(1)・被害  相手方
事故度(2)・人身  なし
事故度(2)・車損  -
事故度(2)・物損  相手:NTT電話回線切断(1本)・街灯カバー損傷・電信柱に設置された看板損傷
事故度(2)・渋滞等  -
積荷以外損害  相手:NTT電話回線1本切断・街灯カバー損傷・電信柱に設置された看板損傷
事故類型  ウィング開放走行事故
事故分類  公共施設破損事故
当方・原因  乗務員の確認事項不履行(基本動作欠如)によるウィング開放走行
当方・状態  左側ウィングを開けたまま走行
相手・原因  -
相手・状態  -
備考  ・ウイングの閉め忘れによる事故は、乗務員さんの「うっかり」や「思い込み」による人的ミスが発生の原因ですが、それをカバーするためにハード面でインターロックを装着されている会社さんが増えてきました。今回事故を発生させた車輌は、インターロックを装着している車輌なので「起こるはずのない事故」でした。ウイングが開いているのに何故エンジンを起動できたのか調べてみると、当該車輌が別の修理を行った際、何らかの事情で、インターロックの配線を切っており、その情報が乗務員まで届いていなかったそうです。乗務員にしてみれば、インターロック装着車輌なのでウイング開放時は、エンジンが起動しないというハードに頼りきった安心感、それが走行前の安全確認不足に繋がった一因ではないかと思われます。インターロック装着車輌が増えていますが、ハードに頼りきらないで、やはり「乗務員の目視」で最終の安全確認を実施するよう各社におかれましても徹底をお願いいたします。


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