事故全容

2003／12／05 [武蔵野ビール工場正門前での人身事故］

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File No.	29
管轄	S東物
件名	武蔵野ビール工場正門前での人身事故
協力会社（1）	鴻池運輸（株）
協力会社（2）	（株）野村運送
協力会社（3）
積荷損害	なし
損害額・万円
誰が・当方	男性40才
誰が・当方・車種	大型ウィング車
誰が・当方・No.	所沢11か5601
誰が・当方・トン	14トン（増トン車）
誰が・相手方	自転車
いつ・年	2003
いつ・年月日	2003.12.05
いつ・時刻曜日	9：16・金
どこで（1）	東京都調布市
どこで（2）	サントリー武蔵野ビール工場正門前
事故度（1）・加害	当方
事故度（1）・自損	-
事故度（1）・被害	-
事故度（2）・人身	相手方　左膝など、骨折3箇所　全治1〜2ヶ月の見込み
事故度（2）・車損	-
事故度（2）・物損	相手方　自転車大破
事故度（2）・渋滞等	-
積荷以外損害	-
事故類型	人身事故
事故分類	左折時の自転車巻き込み事故
当方・原因	交差点での左折時における左後方の確認不足
当方・状態	交差点での左折
相手・原因	-
相手・状態	自転車で交差点を直進
備考	・大型トラックの運転席から見ると、左側方とくに車輌から少し離れた左後方はミラーに写らないため、乗務員には死角となります。とくに交差点などでの左折時には左にハンドルをきり、当該車輌が走行してきた道路に角度をとるため左側方の死角はさらに増大します。そのような場合、その道路に並行に進行してくる歩行者・自転車を確認するには、助手席側の窓から確認するしかありません。このように死角の多い大型トラックでの左折時は、まず左折しようとする前に後方の状況を十分確認し、安全を確かめた上で左折をはじめ、進行方向に横断歩道などがある場合は、その手前で一旦停止し左右からの歩行者（自転車）が無いことを確認、次に車輌廻り（とくに左側方）の安全を確認した上で、ゆっくり発進することです。横断歩道では、自転車や歩行者は「車輌は止まってくれるもの」と認識し、強引に進行してくる場合が多々あります。もしもの場合、すぐに停止できる速度（最徐行）と入念な安全確認、及び慎重の上にも慎重な状況判断が必要です。左折時の基本的な安全確認手順と指差し呼称による実践などを心掛けて類似事故防止に努めて下さい。