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事故の対応 |
「海洋深層水原水」を荷卸し完了後、卸場より車両を工場建屋に沿って移動する際に、右前方上部に設置してある送液配管にタンクコンテナ右前角を接触させ前方に押してしまい、その影響で同配管の前方部分を屈折させ、又隣の蒸気配管のカバーも「くの字」に屈折させてしまった。 送液・蒸気配管共に、機能には支障なく使用を継続し工場の生産への影響は出ておりません。
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留意点 |
上部とはいえ、自車の前方にある配管への接触なので、乗務員の安全意識が希薄だったと思われます。ただ、トレーラーには通常の車輌と比較にならないほど多くの死角(見えないゾーン)があります。
後進時は勿論ですが前進の場合にもハンドルの操作具合によって現認はもとより、バックミラーですら車影をとらえることができない場合もあります。そのような場合、一度降車して状況を確認の上運転を再開すべきですが、結構(行ける)だろう運転をしてしまうことがあります。
「どうかな」と思ったら、降車して自分の目で確認をすると云った「慎重さ」こそが「難易度」の高いトレーラーの運転者に求められている「基本動作」といえます。 |
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