サントリー安全推進委員会 →HOME →サントリー安全推進委員会TOP
----------
事故全容

FILE No.41  管 轄:S東物
件 名 構造物接触事故(南多摩工場内)
発生年月日 2004/5/11(火)
発生場所I 東京都稲城市大丸227
発生場所II サントリー食品工業(株)
南多摩工場内
路面状況  
発生時刻 15:00 天 候 晴れ
責任区別 ●加  害  ○被  害
事故種別 ○人身事故  ○物損事故  ●その他

事故類型 工場内配管接触事故

----------





現場写真 現場写真  

----------

当方情報
元請会社 サントリーロジスティクス(株)
実輸送会社 江商運輸(株)
車輌情報 タンクコンテナ車
積荷情報 なし
状  態 荷卸し終了後、移動中
事故原因 前方配管とコンテナ右上部との安全確認不徹底
被害I:人身 なし
被害II:積荷 なし
被害III:車損 なし
相手方情報
社名・個人名等 サントリー食品工業(株)南多摩工場
車輌情報 -
積荷情報 -
他(建造物等) 送液・蒸気配管屈折
状  態 -
事故原因 -
被害I:人身 -
被害II:積荷 -
被害III:車損 -

----------

事故の対応
「海洋深層水原水」を荷卸し完了後、卸場より車両を工場建屋に沿って移動する際に、右前方上部に設置してある送液配管にタンクコンテナ右前角を接触させ前方に押してしまい、その影響で同配管の前方部分を屈折させ、又隣の蒸気配管のカバーも「くの字」に屈折させてしまった。
送液・蒸気配管共に、機能には支障なく使用を継続し工場の生産への影響は出ておりません。
留意点
上部とはいえ、自車の前方にある配管への接触なので、乗務員の安全意識が希薄だったと思われます。ただ、トレーラーには通常の車輌と比較にならないほど多くの死角(見えないゾーン)があります。

後進時は勿論ですが前進の場合にもハンドルの操作具合によって現認はもとより、バックミラーですら車影をとらえることができない場合もあります。そのような場合、一度降車して状況を確認の上運転を再開すべきですが、結構(行ける)だろう運転をしてしまうことがあります。

「どうかな」と思ったら、降車して自分の目で確認をすると云った「慎重さ」こそが「難易度」の高いトレーラーの運転者に求められている「基本動作」といえます。
事故の影響等
公共機関出動 なし
マスコミ報道等 なし


----------
戻る