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事故の対応 |
事故現場において踏切待ちしていた当方車輌が発進したところ、当方車輌左側方で『異音』がしたため車輌を止めて確認、車輌の側に老人が倒れていたので抱きかかえて歩道に移動し、救急車の手配をした。当方車輌は、発進時に信号を確認しており、相手方が赤信号に気付かず横断歩道を通行し、踏切待ち解除で前進し始めた当方車輌左後輪付近に接触、転倒したものと思われる。被害者は、右足の膝下を損傷しており、救急車で搬送される時には意識はしっかりしていたが、病院へ搬送された後「外傷性ショック」で死亡されました。 |
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留意点 |
相手の歩行者が信号を良く見ておらず(信号無視)交差点に進入してきたのが直接原因ですが、当方車輌においても再出発時の安全確認が不十分だったのではないかと思われます。当該事故は被害者が翌早朝“死亡”され、重大死亡事故となりました。歩行者は車輌が止まっておれば、信号に関係なく渡れるものと勘違いされることがあります(とくに老人・子供さん)。横断歩道付近では歩行者の動向に十分注意を払った上、一呼吸おいて発進するような余裕をもった運転をお願いしたいものです。また、今回は実輸送をされた協力会社からの連絡が不十分なため、報告遅れと重要な報告内容の変更がありました。迅速な報告と正確な内容を期して、各社におかれましても協力会社さんとの連携した報告体制の確立をお願いいたします。
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