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事故の対応 |
宇治川工場場内で、製品を4PL積込み後、場外にて積込みがあるため場外駐車場へ移動してバックにて駐車後、火災(煙)が発生したため消火器にて消化した。念のため消防車の出動依頼をした。原因はトレーラヘッドとシャーシを繋いでいる配線がハンドルを大きく切ったとき車体の一部にひっかかり、防護ラバーが外れてショートしたため火花と煙が発生した事故。車輌火災として地元新聞に掲載され、その時荷主様(サントリー)の社名も掲載されている。 |
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留意点 |
今回のケースは、すぐに荷積みを再開するため、乗務員がウィングの配線を繋げたまま移動したことで起こった事故です。乗務員の基本作業を怠ったことが直接原因ですが、ありがちなヒューマンエラーがすぐに事故に直結するのは恐ろしい気がします。決められたことを“実施”するのは当然ですが、もしミスを起かしてもガードできる“ハード面”の対策が不可欠と思われます。今回事故を惹起した会社さんも当該車輌を含めて全車輌に対策(ハード面)を施されましたが、各社におかれましても事故が起こる前に「今回と同様の危険」が潜在していないか現業の方々と話し合われ、十分な事前対策をお願いいたします。
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