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事故の対応 |
3車線の真中車線を走行中、当方車輌の左後方の荷台より養生シートのゴムが外れていることをミラー越しに確認。危険と判断したため、車輌を左に寄せて停車しようと車線変更を開始。後方に車のないことを確認しながら左に寄せて行ったが、前方の確認が出来ておらず、左前方を走行中の軽四車輌に追突。衝撃で軽四車輌が左縁石にぶつかった後、さらにその前の車輌に接触。当方車輌を含め、計3台の玉突き事故となった。 |
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留意点 |
今回の事故では出発前の養生(シート)の点検に疑問があります。走行途中の養生の不具合は積荷の荷崩れや落下に繋がるので、走行前に十分な確認が必要です。また、走行途中に不具合を発見した場合でも先ず車輌を安全な場所に停車することが先決です。今回のように養生の不具合に注意を分散しながらの走行は大変危険です。
(1)出発前に十分に養生の状態を確認する
(2)万一走行途中に養生の不具合を発見した場合は、回りの交通状況と安全を十分確認して交通を阻害しない場所に車輌を停車させる
(3)積荷の異常(荷崩れ・落下)が無いことを確認する
(4)養生の手直しを行う。以上のような手順を実施するようお願いいたします。 |
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