FILE No.83　　管　轄：SF西物 件　名 前方不注意による玉突き事故
	発生年月日 2004/9/8（水） 発生場所I 和歌山県伊都郡かつらぎ町 発生場所II 国道 路面状況 ドライ		発生時刻 15:20 天　候 晴れ 責任区別 ●加　　害　　○被　　害 事故種別 ●人身事故　　○物損事故　　○その他 事故類型 車輌事故

添 付 資 料

当方情報 元請会社 サントリーロジスティクス（株） 実輸送会社 イーストアジア（JA物流） 車輌情報 大型貨物 積荷情報 FCPTF-800cs 状　　態 走行中 事故原因 前方不注意 被害I：人身 なし 被害II：積荷 FCPTF-200cs 被害III：車損 前面バンパー・パネル・ フロントガラス損傷（走行可能）

相手方情報 社名・個人名等 男性 車輌情報 乗用車 積荷情報   他（建造物等）   状　　態 停車中 事故原因 なし 被害I：人身 頚部打撲（4名）　軽傷 被害II：積荷   被害III：車損 リアゲイト・ 前後のバンパー損傷（小破）

	事故の対応 海南工場で青梅行き製品を積込み国道24号線を走行中、赤信号で停車中のワゴン車に追突し、追突されたワゴン車がさらに前方のワゴン車に追突した。		留意点 追突事故の場合、事故原因が「前方不注意」というのが大半ですが、「前方不注意」には脇見などによって前方を見ていなかった場合と、見てはいたが注意力が散漫で安全確認が不十分な「不注視」の場合があります。「前方不注意」の多くがこの不注視に起因するもので、特に運転経験の十分なベテランといわれる運転手に多くみられます。今回の事故惹起者も勤続13年の経験豊富な乗務員でしたが、手馴れた業務ゆえに起こる気の緩みが「漫然運転」を助長します。「漫然運転」の撤廃のためには点呼時などを利用して、繰り返しの指導と注意喚起が肝要と思われます。
	事故の影響等 公共機関出動 警察 マスコミ報道等 なし