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事故全容

FILE No.92  管 轄:SF東部
件 名 安全確認不履行による車輌横転死亡事故
発生年月日 2004/10/8(金)
発生場所I 長野県松本市(松本ICより500m付近)
発生場所II 高速道路
路面状況 ウエット
発生時刻 21:00 天 候
責任区別 ●加  害  ○被  害
事故種別 ●人身事故  ○物損事故  ○その他
事故類型 車輌事故

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当方情報
元請会社 臼杵運送(株)
実輸送会社 越智急送(有)
車輌情報 大型貨物
積荷情報 FYDPT(なっちゃんペット)-676c/scs
状  態 走行中
事故原因 安全確認不履行
被害I:人身 軽傷

被害II:積荷  
被害III:車損 不明
相手方情報
社名・個人名等 男性
車輌情報 乗用車
積荷情報  
他(建造物等)  
状  態 路上待機中
事故原因  
被害I:人身 1人死亡
1人軽傷    
被害II:積荷  
被害III:車損  

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事故の対応
長野自動車道を走行中、21時頃、走行車線にハザード点滅の駐車中の乗用車を避け、追越車線に車線変更したところ、追越車線上にも事故車が停車(無灯火)しており、これを避けようと走行車線側(ハザード車の前方)に急ハンドルを切ったため、走行車線上に横転した。その時路上にいた2名を巻き込み死傷させた。
留意点
運転をする上での基本動作として、障害物を発見した場合は先ず減速することです。とくに今回のように高速道路でハザードをつけて停車している車両を発見した場合は(事故などの)異常事態と考えるべきで、夜間や悪天候により前方の見通しが悪い場合は尚のことです。このような場合には、減速を行いながら同時に後続車に危険を知らせる措置(ハザードの点灯・ポンピングブレーキ等)が必要となります。今回のような追随事故を防ぐためには、天候や路面状況にみあった走行速度と十分な車間距離、及び異常時の適切な対処(減速と後続車への合図)が肝要です。

事故の影響等
公共機関出動 松本高速機動隊・警察・救急車
マスコミ報道等 テレビ信越放送・信濃毎日新聞


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