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事故の対応 |
4/15 15:00頃 ジャパンフーズ構内の待機場から積み込みバース着床途中の坂道にて約30メートルにわたり漏れた燃料に気付かず走行し該当車輌のタイヤにて燃料を拡散してしまった。積み込みバース着床前に待機中のドライバー(当社傭車)に指摘され燃料漏れに気付き、ジャパンフーズ倉庫担当者様と該当ドライバーにて燃料の拭き取り及び清掃作業、15:30拭き取り作業及び清掃完了。水廻りへの影響はありません。 |
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留意点 |
車両に取り付けられている通常の燃料タンクは、満タン状態で勾配のある場所に駐車した場合、構造上どうしても燃料漏れを発生します(通常、キャップ部分に直径2ミリほどの通気孔がある)。また、キャップの閉め方が正常でなかったりキャップ内側のゴムパッキンが損傷したり磨耗が進んでいる場合も燃料漏れの原因になります。複数の燃料タンクを取り付けている場合は連結しているパイプのコックを閉めていないと低い方のタンクに余分の圧がかかるため、燃料漏れに拍車がかかります。勾配のある場所で駐車する必要がある場合など、それが事前に予測できる場合は燃料補給を考慮することが肝要です。
事前に予測できないで既に燃料を補給した場合は、キャップが正常に閉めてあるか補給後の漏れは無いか確認し、複数タンクの場合は連結パイプのコックを閉めた上、できるだけ勾配の少ない場所を探して車両を止めること、及び燃料漏れが起こらないか暫くの間“短時間ごと”に確認するぐらいの気遣いが必要です。輸送各社におかれましては、急勾配の坂道での駐車は極力避けるよう周知徹底をお願いします。配送センター側も燃料漏れ以外の安全面も考慮して急勾配の場所は駐車禁止の措置を検討していただくよう宜しくお願いいたします。
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