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事故全容

FILE No.23  管 轄:SF西部
件 名 ウィング開放走行による生産ライン橋への衝突
発生年月日 2005/4/27(水)
発生場所I 犬山市字角池30-4
発生場所II 工場構内
路面状況 ドライ
発生時刻 9:10 天 候 晴れ
責任区別 ●自  責  ○他  責
事故種別 ○人身事故  ●物損事故  ○その他
事故類型 車輌事故

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現場写真 現場写真 現場写真

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当方情報
元請会社 川崎運送(株)
実輸送会社 川崎運送(株)
車輌情報 大型貨物
積荷情報 FKN5N-950cs
状  態 走行中
事故原因 安全確認不履行
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損 ウィング破損
相手方情報
社名・個人名等  
車輌情報  
積荷情報  
他(建造物等) 生産ライン橋の破損
状  態  
事故原因  
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損  

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事故の対応
サントリー木曽川配送センターから千葉北行きの積込み完了後の事故。

6:50 入場。
8:30 受付。
8:40 工場K1に移動。
8:45 積込み開始。
9:10 積込み完了。

左ウィング(助手席側)開いたまま動かし、生産ラインの橋に激突。乗務員は、ウィング閉めたものと思い込み、ブザーが鳴っているのにも気づかず動かす重大事故です
留意点
ウィング開放警告装置が作動しているにもかかわらず、車輌を発進させ構造物に接触させると云う重大事故が発生しました。ここ数年来ウィング開放走行事故撲滅を掲げ、各社にも同事故撲滅の対策とその周知徹底をお願いし、今年こそ達成をと思っていただけに一層残念な事故と云わざるを得ません。幸いにも生産ラインには影響はなかったようですが、工場には多大なるご迷惑を掛ける事になりました。

ウィング開放走行事故の殆どが「運転者のヒューマンエラー」に起因していたため、輸送側各社を中心にハード・ソフト両面での対策を要請してきましたが成果が現れず、去年半ばからは倉庫側(配送センターなど)の各社にもご協力をお願いしてきたところです。生産ラインに影響を及ぼすような深刻な事故に繋がる可能性のある「ウィング開放走行事故」の撲滅に向け、輸送と倉庫の双方が連携した有効な対策の樹立が更に急務となっています。


事故の影響等
公共機関出動 なし
マスコミ報道等 なし


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