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事故の対応 |
群馬県安中市 国道18号線走行中、前方不注意により前車(乗用車)に追突してしまいました。被害車両ですが3台(三重衝突)で先頭車両:2トン車(男性)、2台目車両:乗用車(女性)、3台目車両:乗用車(男性)で、先頭車両である2トン車は車両損傷なし、男性怪我なし、2台目車両は後部軽微破損、女性怪我なし、3台目車両は前後部破損、男性の様態確認できず(盗難車輌だったため逃走) |
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留意点 |
追突事故の原因の多くは、過労や気の緩みによる集中力の低下と、焦りからくる運転(操作)ミスによるものと思われます。そして、これらを未然に防ぐのが運行管理者の主たる業務です。過労を防ぐためには法に準じた適正な運行計画が必要ですし、始業点呼時に運転手の健康状態を観察することも大事です。運行途中の点呼や荷積み荷降ろし完了報告の際には、作業時のトラブルや車輌の異常確認と車庫や目的地に到着するまでの運転に十分注意するような指導が必要です。
事故や交通集中、あるいは思わぬトラブル(長時間待機等)で次行程などに影響(遅れ)を及ぼすと思われる場合は、迅速に荷主や行き先拠点に連絡を取って到着時間の調整を行うことで運転手の焦りを軽減することができます。運行後の終業点呼では、運転状況を日報や記録計によって確認し、速度や休憩などが(法・社則に照らして)不適正な場合は注意を促し、改善がみえない場合はそれを戒める教育が必要です。各社におかれましても運行管理業務が正しく遂行されていることを自社の再点検はもとより、協力会社についても適正な運行管理の指導と推進をお願いいたします。
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