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事故の対応 |
当方加害者は、フォークリフトを停車させ、降車した後、指示書を見ながら倉庫コードをハンディターミナルに入力していた。その時、相手方被災者はウイングを開放すべくキャッチを外していた。しばらくして被災者の悲鳴を聞き、振り向いたところ、停車していたフォークリフトが被災者の目前まで来ており、逃げ切れずにトラック煽り側部とフォークリフトのバックレストの間に挟まれ負傷した。 |
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留意点 |
無人のフォークリフトが動き出し、車輌との間に乗務員を挟むという重大(重傷)事故が発生いたしました。いかなる場合においても、フォークリフトから離れる場合は適切な駐車措置(駐車ブレーキ・エンジン停止・爪は地上まで降ろす等)をしていただきたいと思います。幸いにも、爪は地上より20CMまで下げてあったため大惨事は免れましたが、一歩間違えれば命を落としかねない状況になっていた可能性もあったと思われます。構内作業に関しましては各社で定められたルールがあり、今回の事故はこのルールを怠った為に発生したものと思われます。各社におかれましても作業ルールの再確認と、周知徹底を宜しくお願い致します。
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