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事故の対応 |
サントリー利根川工場様構内にて、エンジンからタンクへの戻りパイプの連結部が破損し燃料漏れを起しました。ただちに受け皿を用意し、それ以上の拡散防止に努め路面に漏れた部分をウエスで拭き取りました。該当車輌は構内にて応急処置を施し工場を出発、荷卸しを終えた後連結ホースの交換を行ないました。その後、朝になり他の場所にも燃料の漏れた痕跡がある事がわかりその部分も脱脂剤等にて後処理を行ないました。応急対策と致しまして出発前に荷台下部の目視確認を行い、燃料等の漏れがないか確認した上で運行致します。 |
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留意点 |
燃料ホース(戻り側)連結部の損傷により燃料が漏れ出した事故のようですが、通常燃料ホースは車体下部を通っており異常を発見するのは困難と思われます。法定点検(3ヶ月、年次)の時など部品の劣化や異常が無いか確認していただき、劣化などがみられる場合は早めの修理・交換をお願いいたします。また、運行前点検の際に車体下部に燃料やオイルの洩れがないかの確認によって大量の漏洩事故を防止できることもあります。日々の点検による確認と点検時の綿密な確認で早期発見と早期処置をお願いいたします。また、漏洩を起こした場合は環境被害を最小限に抑えるために適切で迅速な対応が必要となります。各社におかれましても、漏洩防止の対策と漏洩が発生した場合、迅速な対応をするための装備(中和剤・吸着マットなどの携行)のほど、宜しくお願いいたします。
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