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事故全容

FILE No.84  管 轄:S西部
件 名 ウィング開放走行による雨よけテントに接触
発生年月日 2005/10/14(金)
発生場所I サントリー(株)京都ビール工場内
発生場所II 工場構内
路面状況 ドライ
発生時刻 15:00 天 候 曇り
責任区別 ●自  責  ○他  責
事故種別 ○人身事故  ●物損事故  ○その他
事故類型 車輌事故

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現場写真 現場写真 現場写真
  見取り図(クリックをすると拡大画像が表示されます)
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当方情報
元請会社 ゲイソー・ロジスティクス(株)
実輸送会社 堀池運送
車輌情報 大型貨物
積荷情報 BMNT25-128cs, MDXT15-180cs,
BMEL-48cs, BMNT15-144cs
状  態 走行中
事故原因 その他
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損 ウィング閉不可
相手方情報
社名・個人名等  
車輌情報  
積荷情報  
他(建造物等) 京都ビール工場内平ボディ用雨よけテント

状  態  
事故原因  
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損  

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事故の対応
工場にて積込を完了し積み込み場所より移動中(30m)左ウィング閉め忘れにより平ボディ用の雨よけテントに接触して骨組み部分のポール1本を折りさらに他の骨組み部分にゆがみを発生させ、テントを破損させました。製品につきましては工場にて確認していただきましたが異常はないとの判断をいただきました。輸送に関してはウィングが閉まらない為代替車を手配し、17時30分頃積替えを完了して出発しました。《原因》運転席側ウィングを閉めたことで両方を閉めたと思いこみ車両を発車させたため発生した事故です。インターロックは装着しておらず警報装置(ブザー)のみであったが翌日ディラーにて作動確認したところ断線が判明した。
留意点
昨年3件発生しましたウィング開放走行事故が今年4件目の発生となりました。サントリーの物流ではウィング開放走行事故撲滅を目指し、輸送側・倉庫側双方で取組んでまいりましたが、昨年を上回る結果となってしまったことは誠に遺憾に思うところです。惹起車輌はインターロック装置を装着しておりませんでしたが、ウイング開閉については目視で確認することが基本であり、インターロック装置はあくまで補助と考えた方が良いと思います。各社におかれましても、「安全は、業務の基本動作である」を念頭に、車輌を動かす前に「車輌の一周運動」を心掛け、ウィングの開閉などは必ず目視で確認していただきますよう、自社乗務員は勿論、協力会社乗務員も含めて周知徹底のほど、よろしくお願い致します。



事故の影響等
公共機関出動 -
マスコミ報道等 -


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