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事故の対応 |
7:00 S神戸配送センターにて荷卸完了後、ガソリンスタンドにて給油(279L)を行い、次の卸先である高砂配送センターへ向かった。8:30 高砂配送センターに到着、11:00過ぎにバースに着床し荷卸し中に燃料タンクより燃料漏れを発見した。(同車両は2つの燃料タンクを有しており、連結パイプのコックを閉めていなかったためバースの傾斜により燃料がオーバーフローした)燃料タンクの連結パイプのコックを閉め、燃料の漏洩を止めた。11:40 荷卸しを終了。その後配送センターにて漏洩した燃料の除去をしていただいた。 |
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留意点 |
満タン状態で勾配のある場所に駐車した場合、構造上どうしても燃料漏れを発生します(通常、キャップ部分に直径2ミリほどの通気孔がある)。また、給油後のキャップの閉め方が正常でなかったりキャップ内側のゴムパッキンが損傷したり磨耗が進んでいる場合も燃料漏れの原因になります。又、複数の燃料タンクを取り付けている場合は連結しているパイプのコックを閉めていないと低い方のタンクに余分の圧がかかるため、燃料漏れに拍車がかかりますので、勾配のある場所で駐車する必要がある場合など、それが事前に予測できる場合は燃料補給を考慮することが肝要です。今回の漏洩事故はコックの閉め忘れが原因のようですが、勾配のある場所に駐車する場合は事前にキャップが正常に閉めてあるか給油後の漏れは無いか確認し、複数タンクの場合は必ず連結パイプのコックを閉めるようご指導よろしくお願い致します。 |
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