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事故の対応 |
社内移動の空パレットの積み込みを行っていた。トラック乗務員さんは、最後部に積載の養生材が、接触しないよう押さえていた。一方フトマンは最終の1山(30枚)を積み込もうと右方向の乗務員さんと、左の既に積み込み済みのパレットの接触に気を付けながら前進していた。その際、右側15段の最上部パレットが養生材に接触し、落下した。その際、乗務員さんのヘルメットに接触。乗務員さん、大宝運輸様とも状況確認行ったが、多少の痛みはあるが作業に支障がないとのことで、出発した。10/10念のため病院にて受診の結果、鼻骨骨折が判明した。現状作業に従事しているが、10/17 1泊にて入院手術の予定。 |
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留意点 |
荷台後部で、リフトによる荷役を行っている時に起こった事故ですが、最期の積荷を積む時など、狭い荷台上で乗務員が身体を縮めてリフトの誘導を行っている光景をよく目にします。今回の事故は、最後部に置いた緩衝材を支えながらの誘導だったようですが、リフト荷役の障害になるような物(今回の緩衝材等)は予め邪魔にならないところに整理し、できるだけ荷役スペースを確保することが必要と思われます。また、乗務員がリフトの誘導をする場合、通常は荷台上からの誘導が基本ですが、最後部への積み付け時など、荷役スペースが狭い場合は、乗務員は荷台から降りてリフトの荷役に支障の無い安全な場所に位置取りをして、リフトが確認し難い部分について安全を確認しながら、大きな声で誘導するようにして頂きたいと思います。
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