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事故の対応 |
国道19号線(片側1車線)を大阪へ向けて走行中、右側道路より乗用車が飛び出し当方車両の前に割り込んできた。当方乗務員が慌ててブレーキを踏んだが、止りきれないと判断。反対車線に車両の無いことを確認の上、反対車線側へ回避した。直後、割り込んできた乗用車が右折のため、再度、当方車両の前方へ出てきた。結果、乗用車の右側方と当方車両の左前方が衝突しました。警察による現場検証、事情聴取実施。先方運転手は病院へ搬送(頭を打たれた)。製品については、多少パレット上でのズレはありましたが、前後左右に緩衝材を使用していたため落下などはなし。 |
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留意点 |
公道上では、運転技術の未熟な人、他の迷惑を考えない人など等、いろんなドライバーが車を運転しています。今回は無灯火の上、方向指示器の操作も無かったとの証言もあり、相手方の無謀な運転状況が窺えますが、このような事態に遭遇した場合においても事故に巻き込まれること無く回避するためには、常に周囲の交通状況や道路状況に神経を集中して、状況に応じた「安全速度」で走行することが重要となります。また、今回の事故は追突回避のため対向車線に出て追突を避けようとしたようですが、追突事故防止の基本は安全速度と車間距離の保持です。緊急事態であっても、まずはブレーキ操作でスピードを減速し、それでも回避できない場合に周囲の状況を見極めてハンドル操作を行うものと思われます。各社におかれましても類似事故防止のために「交通ルール」「安全速度」の遵守を配下乗務員に周知徹底していただきますようよろしくお願いいたします。
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