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事故全容

FILE No.1  管 轄:S東部
件 名 ウィング開放走行事故
発生年月日 2007/1/19(金)
発生場所I サントリー利根川ビール工場内
発生場所II 工場構内
路面状況 ドライ
発生時刻 17:40 天 候 曇り
責任区別 ●自  責  ○他  責
事故種別 ○人身事故  ●物損事故  ○その他
事故類型 車輌事故

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当方情報
元請会社 鴻池運輸(株)
実輸送会社 白河陸運(有)
車輌情報 トレーラー
積荷情報 BCDNL-56C/Scs,BMFL-48C/Scs,BNDC6-320C/Scs,BPMN-60C/Scs
状  態  
事故原因 その他
被害I:人身  
被害II:積荷 CDT10-36C/Scs,MDECL6-224C/Scs,SBCLN6-112C/Scs,他 計-992C/Scs
被害III:車損 左ウィング破損
相手方情報
社名・個人名等  
車輌情報  
積荷情報  
他(建造物等) 配送センターオーバーブリッジ下部アングル・配管(水・空気)
状  態  
事故原因  
被害I:人身  
被害II:積荷  

被害III:車損  

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事故の対応
同日17時25分より日通仙台向け社内移動の積込を開始した。積込みを完了し、バースにて左側のアオリを閉めて養生を行なったが、右側の製品とアオリの間に養生が入るか気になり、左のウィングを開放したまま右側の養生を行なった。右側の養生を終えウィングを閉めたが、左側のウィングを閉めたものと思い込んでいてそのまま出発した。配送センター出口のオーバーブリッジ下を通過する際に上方から衝突音がしたため停止して確認したところ、左のウィングがオーバーブリッジ下部のアングルにぶつかり、配管を押し込んだ状態となっていた。翌20日、1時45分車両撤去作業を開始し、2時10分、配管に漏れがないことを確認の上、撤去作業終了。
留意点
サントリーの物流ではウィング開放走行事故は最重要施策として取組んでおり、ウィング開放走行事故撲滅に向けた取り組みとして、車輌を動かす前に「車輌一周運動」を心掛け、ウィングの開閉確認は必ず目視によって行うことをお願いしてまいりましたが、撲滅にいたる事ができず残念でなりません。各社におかれましても、自車乗務員は勿論のこと、実輸送会社乗務員まで周知徹底の程、再度よろしくお願い致します。








事故の影響等
公共機関出動 -
マスコミ報道等 -


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