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事故の対応 |
京都工場にてバース接車後、ウィングを開放したところウィングが自然と降り始めたので改めてウィング開放ボタンを再度押したところ、シリンダーホース部よりオイルが飛散しました。積込み前の為製品への汚損はなかった。しかしながら工場内バース面に飛散が発生しています。原因等は調査中です。(修理業者を現地へ向かわしています)※第一報で積込み前と報告しましたが積込み途中(21パレットは荷積み完了、残り3パレット) 飛散箇所は台座の下部だったため製品への汚損はありませんでした。もれた範囲は直径2m程度で排水溝等への侵入はありませんでした。 |
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留意点 |
今回の漏洩箇所は荷台下の後輪前附近の油圧ホースからの漏洩だそうです。油圧ホースやウィング装置からのオイル漏れは、経年による劣化を原因として発生することが多いようです。このような場合にはその事前兆候として、油圧ホースや油圧シリンダー附近にオイルの滲んだ跡や汚れなどがみられます。ただ、見えないところや車体下部を通っているため、なかなか確認し難いのが現状で、法定点検などの規制もなく発見が遅れることが多いようです。今回のようにウィングが自然と下がってきた場合には、まず異常事態を考え、1)操作をしない。2)各ウィング装置に異常がないか(オイル漏れなど)確認をする。2)現状を整備会社に問い合わせ、指示を受ける。3)雨水などから遠ざける。などの対処が必要と思われます。各社におかれましては、勝手な判断をせず、整備会社の指示に従った対応をしていただく事と、まずは、日頃より“こめな点検”を実施していただけますようよろしくお願い致します。
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