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事故の対応 |
前日京都ビール工場で積み込んだ梶ヶ谷物流センター向け社内移動貨物を積載して走行中、東名浜名湖SAにて休憩。2時30分頃同SAを出発し、本線へ向かっていたところ本線進入路の左カーブに速度超過の状態で進入し、遠心力によって後部ラッシングベルトが外れ、右ウィング部より積載品(瓶ビール)が道路上に落下しました。(ウィングのフックはかけてありました)落下した貨物については(株)ネクスコ 東日本パトロールにて回収を手配頂き回収する(6:45完了)。 |
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留意点 |
報告書にもありますように、スピード超過(約75km)のままサービスエリアから本線合流の右カーブに進入し、その先の左カーブで車輌が右左に振られた事によって、積載製品(中瓶)に反動がつき(後部はラッシングベルトで固縛していた)ウィングに寄りかかった際(その時にウィングキャッチが外れた)にできた隙間から製品が落下して、路上に散乱したようです。今回のような事例(進入速度の超過)で大事故に繋がらなかったのは不幸中の幸いですが、荷主様から預かった大切な製品を破損させてしまいました。荷主様から預かった大切な製品を出荷当時の品質を保ったままお届けするのが運送事業者の最大の責務です。各社におかれましても、「安全は重要な経営資源である」を念頭に自社は勿論、各協力会社の乗務員まで「安全運行」の指導を徹底していただきますようお願い致します。 |
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