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事故の対応 |
サントリー利根川工場よりサントリー京都工場向け社内移動車輌が利根川工場積込みバースにて燃料タンク付近より燃料漏れ 乗務員より元請会社へ連絡があり元受会社より埼群営業所へ一報 同時刻に利根川工場の栗原様より燃料漏れの連絡あり 現地を確認した所、積込みバースと車輌待機場に燃料漏れ跡を発見直ちに清掃作業を行なっています。当該車輌は修理業者を呼び、応急処置後に退場 代替車輌にて製品輸送を行ないます。 燃料漏れは待機場、バース共に直径40〜50cm程度 入場ルートを確認しましたが、その他の燃料漏れ跡はないようです。 |
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留意点 |
今回の漏洩事故は燃料タンクを支えているL型アングルと燃料タンクの間にあるパッキンの”不良”により振動などで金属磨耗を引き起こし発生した事故のようですが、運行前点検において、燃料タンクの「キャップの老朽化」・「バンドの損傷」・「タンクの亀裂」など日々点検・確認する事で防げたように思われます。今回のような事故が発生した場合は、迅速な措置と適切な判断が必要となります。「1)汚染拡大を最小限にするため、排水溝や水廻りから車輌を遠ざける。2)布切れ等で漏洩箇所に応急処置を施す。3)排水溝などへの流出の恐れがある場合は、速やかに関係機関への連絡をとる。」以上のような措置が適切に実施できるよう各社におかれましても乗務員各位への周知を宜しくお願い致します。
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