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事故の対応 |
サントリ−(株)榛名工場様へ積込みに向かい、駐車場内に駐車し受付け後、車両一回りを行った所、燃料漏れに気付き装備していたオイル・燃料吸収マットで拡散防止措置を行い、事務所に報告を入れ立会いして頂き、ご協力の元中和剤等にて軽油の拭き取り作業を行いました。(直径約40cm位の拡散)*発生直後、現地へ修理作業をメ−カ−(群馬日産)に依頼し、点検を行なった結果、車両の燃料タンク(2個)が満タン状態に近く、少量の燃料が燃料キャップの空気抜き孔より流出したものと思われます。 |
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留意点 |
今年8件目の燃料漏洩事故となりました。今年発生の内容を見てみますと、燃料の入れ過ぎ(3件)・金属疲労や燃料ホースの劣化(3件)・その他(2件)などとなっております。今回のように燃料の入れすぎによる漏洩事故は乗務員への指導を徹底することで防げる事故です。また、金属疲労や燃料ホースの劣化などに関しましても、運行前点検において、燃料タンクの「キャップパッキンの老朽化」・「L型バンドの損傷」・「タンクの亀裂」など日々点検・確認する事で防げると思われます。当該車輌は中和剤・吸着シートなどを携帯していたため迅速な措置が実施でき大事には至らなかったようです。各社におかれましても、給油方法や各箇所の点検について乗務員へのご指導をよろしくお願いいたします。
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