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事故全容

FILE No.44  管 轄:SF東部
件 名 過積載
発生年月日 2008/4/26(土)
発生場所I 白州MW配送センター〜渋沢柏倉庫
発生場所II 倉庫構内
路面状況 ドライ
発生時刻 10:30 天 候 晴れ
責任区別 ●自  責  ○他  責
事故種別 ○人身事故  ○物損事故  ●その他
事故類型 その他

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当方情報
元請会社 サントリーロジスティクス(株)
実輸送会社 高塚運輸(一次:有楽運送)
車輌情報 大型貨物
積荷情報  
状  態  
事故原因  
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損  
相手方情報
社名・個人名等  
車輌情報  
積荷情報  
他(建造物等)  
状  態  
事故原因  
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損  

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事故の対応
【行程】 白州MW配送センター〜渋沢柏倉庫【車両最大積載量】 12,800kg【積載貨物重量】 12,896kg(パレット込)←96kg重量超過●事故発生の経緯4/25(金)14:00 統合配車センターより白州〜渋沢柏のデータを確認する(配車21255 16PL 12896kg)14:07 一次輸送会社からの車輌事前情報により、当支店配車担当が当該車両積載超過(296kg)となることを確認したため、統合配車センターへメールにて1PLカット依頼をする ⇒ しかし統合配車センターでカット処理されず 15:30 一次輸送会社から当該車輌の車番連絡が入る22:50 引継ぎをした別の配車担当が確定配車処理を行う際、当該データの変更(カット)がなされていないことに気付く ⇒ 深夜であったため統合配車センターへの連絡はせず翌朝処理しようと本人が判断 23:00 車番連絡表を白州MW配送センターへFAX。(その際、当該車輌の車番は未記入⇒積込できないように)4/26(土)9:00 配車(確定配車処理をした)担当者出社10:30頃 当該車両、白州MW配送センターより積込みを完了し出発する ⇒ 白州MW配送センター受付担当者と当該乗務員の間で重量確認の作業が行なわれた。※重量確認作業・・・車種(増トン・10トン)確認、受取書の表記重量に問題はないか、受取書に乗務員がサイン ⇒ 積込完了後、当該乗務員から一次輸送会社・Sロジへの積込完了連絡はなし11:00頃 配車担当がデータ変更されていないことに気づき、統合配車センターへ確認の電話連絡 11:33 統合配車センターより配車担当へメールにて1PLカットしたとの連絡(16PL→15PL重量12090kgPL込) 12:10 統合配車センターより配車担当へ当該車輌が白州MW配送センターを既に出発しているとの連絡 ⇒ 過積載走行判明12:20 配車担当より一次輸送会社へ当該乗務員へ直ちに安全な場所へ停車させるよう指示する12:40 一次輸送会社より、当該車輌が中央道初狩PAにて停車したとの連絡が入る(白州より73km走行)15:00 代替車輌(2トン車輌)にて当該車輌の貨物1PL分を積替え白州配送センターへ出発する ⇒ 当該車輌は渋沢柏倉庫へ15PL(PL込重量12090kg)で出発17:30 当該車輌 15PLを渋沢柏倉庫へ荷卸完了する。18:00 代替車輌の1PLを白州MW配送センターへ荷卸完了する。●問題点 ・前日の配車処理の際、統合配車センターへ依頼していたデータ変更の確認漏れ ・配車担当同士の引継ぎ漏れ ・当支店配車担当者から一次輸送会社担当者へは変更になる旨伝達されていたが、乗務員までは伝わっていなかった。 ・当日朝イチの統合配車センターへの再確認漏れ ・白州MW配送センター受付時、車番連絡表に当該車輌の車番が未記入であったが、行き先・輸送コード・配車NOの確認がとれたため受付してしまった。(車番連絡表には変更前の配車No記載⇒データ変更処理されていないため) 当該乗務員の積込受付の際、積載重量の確認漏れ 当該乗務員からの積込完了連絡漏れ
留意点
数量カットの失念・処理の先送り・受取書の重量未確認・車番連絡がない状態での出荷・積込完了報告の不徹底。多くの要因が重なり発生した事件です。この中の1つでもルールが守られていたら防げたのでは?と思うと残念でなりません。過積載をさせない為の仕組みもさることながら、1人1人の過積載に対する意識を高めていただくようお願いします。





































事故の影響等
公共機関出動 -
マスコミ報道等 -


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