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事故の対応 |
上記車両は7/16(水)山形食品様で積込したSF社貨物の荷降ろしのため、17(木)AM6時過ぎに日通郡山様へ入構。当該乗務員は、荷降ろしを完了して運転席側ウイングを閉めた後、助手席側ウイングを閉めようとしたところウイングの下がり具合に違和感を感じた。それと同時に日通郡山荷役作業員様から助手席側後輪付近にオイル漏れが有る旨の指摘を受ける。当該乗務員は日通郡山荷役作業員様の指示に従って車両を移動させ、漏出箇所の応急処置と汚損箇所の吸着作業を行う。その際に自前の吸着剤以外にも日通郡山様から清掃用具等を提供して頂きました。 |
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留意点 |
ウイング装置は法的点検項目になっていないので、3ヶ月点検や車検で不具合が発見されることが望めません。今回のようにトラブルが発生して初めて異常に気づくことがほとんどです。ウイング装置のトラブルを防ぐには、日々の点検でこまめに確認することが必要となります。ウイング装置からのオイル漏れは、 ポンプやシリンダーと油圧ホースのジョイント部分の不具合によるものが多く報告されています。日常点検の時にこれらの部分に異常がないか確認していただくようお願いいたします。また、法定点検にウイング装置を追加項目として点検依頼することも「未然防止」に効果があると思われます。
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