サントリー安全推進委員会 →HOME →サントリー安全推進委員会TOP
----------
事故全容

FILE No.115  管 轄:SF西部
件 名 労災事故 
発生年月日 2008/12/4(木)
発生場所I アペックス 下関支店
発生場所II 倉庫構内
路面状況 ドライ
発生時刻 9:00 天 候 晴れ
責任区別 ●自  責  ○他  責
事故種別 ●人身事故  ○物損事故  ○その他
事故類型 車輌事故

----------

当方情報
元請会社 ゲイソーロジスティックス
実輸送会社 くみあいサービス
車輌情報 普通貨物
積荷情報 FE5VN 他-60 C/Scs,
状  態  
事故原因 ブレーキ不適
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損  
相手方情報
社名・個人名等  
車輌情報  
積荷情報  
他(建造物等)  
状  態  
事故原因  
被害I:人身  
被害II:積荷  
被害III:車損  

----------

事故の対応
午前5時臼杵運送門司営業所様積込完了して出発午前9時アペックス下関支店様到着到着後、アペックス様構内入場受付のため道路にトラック止め、運転席から降り受付を開始しようとした所、パーキングブレーキを掛けていたが、掛け具合が緩かったため車輌が動き始めたのを運転手が気づき、トラックを止めようと押さえたが止められず、自車と近くにあったトラック(久留米運送)に足を挟まれました。すぐにアペックス様に救急車を呼んでもらい運転手は病院に搬送され、くみあいサービスに連絡して頂き代替の運転手にて荷下ろしは完了いたしました。
留意点
このような場合誰でも慌てると思いますが、先ずは車両の進行方向に人の有無を確認し、人がいる場合は大声で避難するよう伝えて事故を防がなければなりません。同時に車両に乗り込んで、停止処置を施してください。間違っても今回のように車両の進行方向に位置するのは非常に危険なので厳禁です。この事故原因は駐車ブレーキが緩かったようですが、操作が不適だったのか装置に不具合があったと思われます。車両から離れる場合は僅かな時間であっても駐車ブレーキを確実に引くこと、及び坂道にあってはタイヤ止を設置することが必要です(緩いながらも駐車ブレーキを引いていたのに滑走したのは、停止場所が坂道だったと推測されます)。また、駐車ブレーキの効き具合は日々の運行前点検で確認することが義務(運行前点検・点検項目)付けられています。少しぐらい大丈夫だろうという気の緩みと咄嗟の場合に慌ててしまったのが今回の事故の要因と思われます。
事故の影響等
公共機関出動 -
マスコミ報道等 -


----------
戻る